電動工具レビュー

 掲載している商品は、断りが無い限りは、オプション品を除いて、実際に実費購入した上で使用した物です。
 実売価格は変動しますので、商品リンクで確認して下さい。

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 サンダー 電動ヤスリ

 ヤスリ掛けの事を英語でサンディングとよび、その為の道具はサンダーと呼びます。語源は古来よりやすり作業に使われて来た砂で、稲妻では有りません。
 電動やすりとしては、円盤状のヤスリを回転させ研くディスクサンダーや、リューターの方が選択肢は多いのですが、ここで取上げるのは往復運動式の物に限定します。

 大抵の製品は、木材の表面処理や自動車の板金修理でパテの表面を馴らす為の物で、模型に使うには大きすぎる物が多いのですが、模型や小さい装飾品の加工を念頭に小型化した物も少数ながら幾つか販売されています。
 システムが大袈裟になり、価格も高額になりがちなにので私自身は使った事かないのですが、エアーツールの方が選択肢は多い見たいです。


 プロクソン ペンサンダー  標準価格9,975円


goot(グット)【PC-40】パワーコントローラーPC40

goot(グット)【PC-40】パワーコントローラーPC40
価格:2,050円(税込、送料別)


太洋電機 goot  パワーコントローラー PC-11

太洋電機 goot  パワーコントローラー PC-11
価格:1,530円(税込、送料別)

 模型用の電動やすりとしては最も早くから発売されていた物なのですが、プロクソンの工具は販路の関係か、取扱はホームセンター等の日曜大工店が主で模型店で殆ど扱われていません。
 コーナンの様な日曜大工店で7000円程度、送料別の送料込みのアマゾンで6,500円程度楽天Yahoo!ショッピングだと5,500円程度で買えます。

 左右にスイングする往復運動研磨します。

 変速機能は無く、スイッチのON/OFFのみで、連続使用時間は15分です。
 電源はコンセントから取るので常にパワフルで、強く押し付けてもちゃんと動作しますが、動作音はそれなりにします。
 仕様では連続使用時間は15分となっていますが、冬場に使っている限りは、30分程度の連続使用は問題有りませんでした。
 そのままの回転数ではプラモデルに使われている様なスチロール樹脂だと溶けてしまい、プラモデルの製作には使い物にならないのですが、ネットを見ていると、変圧器(?)を使ってペンサンダーの回転数を制御してプラモデルの製作に使われている方も居るみたいです。
 かなり高機能な製品(GOOT PC-40)でもアマゾンで2,400円程度廉価な製品(Goot PC-11)だと1,600円程度円と、案外安価に売られているので、レジンキットの製作には必須では無い物の、回転数調整が有るに越した事は無いので、近い内に買いたいと思います。

 アタッチメントは8種類あり、全てABSで出来ているので、熱で曲げたり、エポキシバテでオリジナルのアタッチメントを作るのは容易です。アタッチメントは安価ですので、予備や加工用に何セットか購入しておくと良いでしよう。
 台紙から剥がすだけで、そのままアタッチメントに貼り付けられる専用の紙やすりが出ていますが、市販の紙やすりやスポンジやすりを両面テープで貼り付けても問題無く利用出来ます。


プロクソン PROXXON 専用先端アーバーA

プロクソン PROXXON 専用先端アーバーB

プロクソン PROXXON ヤスリペーパー 180番

プロクソン PROXXON ヤスリペーパー 240番

プロクソン PROXXON ヤスリペーパー 400番


 クレオス Mr.コードレスポリッシャー II  定価2,625円

 クレオスから発売れているペンサンダー同様両面テープで紙やすりやスポンジやすりを貼り付けて使用するタイプの、前後運動式の電動やすりです。 
 曲線部分に馴染む様、アールの付いたアタッチメントや、スポンジアタッチメントが付属しています。オプションとして専用の紙やすりの他に、フェルトパフ等が用意されています。

 乾電池一本で動くのですが、アルカリ電池ではトルクが細く、オキシライド乾電池にすればマシになるのですが、ペンサンダーと比較するとパワー(主にトルク)不足は否めません。

 使用時にはカタカタとチープでやかましい動作音がします。

 発熱はそれ程大きく無く、熱ダレの前に電池がなくなりそうな感じです。

 ペンサンダーと比較すると価格が1/3なのですが、それ以外にメリットが見当たらず、電池代も馬鹿になりませんので、ペンサンダーが有れば特に必用無いと思います。


GSIクレオス GT-08C Mr.コードレスポリッシャーII用 耐水ペーパーセット(粗目400番・600番)

GSIクレオス GT-08D Mr.コードレスポリッシャーII用 耐水ペーパーセット(細目800番・1000番)

GSIクレオス GT-08E Mr.コードレスポリッシャーII用 ヘッドセット




 以下は未購入ではあるものの、私が興味を持っている製品です。

 パワースプレックス


 単三電池2本で駆動するスプレックスをAC電源化した物なので、パワーやトルクに不安が有るのと、紙やすりやスポンジヤスリを本格的に使うには、ペンサンダーのアーパーに相当する物を自作しないとならないのが面倒なので、購入には至っていませんが、前後運動で100gを切る製品と言うのは魅力的です。


 ターボラップ TTL-12


 こちらは電動ではなく、コンプレッサーから供給されるエアーを動力とするエアツールです。
 前後の往復運動式ではエアーツールの方がいくらか選択肢が存在しますが、ターボラップは金属の微細研磨をを目的とした製品でストロークは0.3〜1.2mm、本体重量は180gと小型、軽量なので、バワーを落として使えばウレタンやスチロール樹脂のバリ取りや研磨に使えそうな感じなのですが、本体だけで4万円以上、コンプレッサーを含めると6万円近くと気軽に試せる金額ではないので・・・




 リューター ルーター

 ペン型の小型の電気ドリルみたいな物で、回転する事で切削したり、磨いたりする工具です。
 マイクログラインダーとも呼ばれたり、店やメーカーによっては電動やすりの一種として扱われる場合も有ります。

 モーターと電源が一体化されていてペン型とは言い難い程大きい物も有りますが、そう言うモデルの場合、フレキシブルロッドと呼ばれる、ペン型の握りが付いた動力を伝達する延長ケーブルが用意されています。
 ビットと呼ばれる先端工具を交換する事で様々な用途に使えますが、先端工具の選択や、実際の運用に経験が必用なので、使いこなせるまでには時間が掛かると思いますし、削り落とした削り粉の処理に換気や集塵と言った工夫が必要ですが、リューターでしか出来ない加工も有り、使いこなせれば作業時間を大幅に短縮出来る非常に強力な道具となります。

 キット製作では、バリやゲートの切除、研磨によるパーティングイラン処理、モールドの彫り直し等に使用します。
 フルスクラッチや原型製作ではキット製作で使うものよりも粗いビットで盛り付けたパテの荒削りをしたり、ナイフや彫刻刀では困難な凹みをつけたりする場合に使用します。何れも回転数とビット選択が重要となります。

 使用時には派手に削り粉が舞うのと、右利きの場合、正回転時には自分の方に削り粉が飛んで来るので、吸い込み式の集塵機や換気扇の近くで作業をするか、保護用のメガネやゴーグル、防塵マスクを装着しての作業となります。


 造形村 モーターツール「ビルドマスターEVO」  定価24,990円

 電源は正逆で0〜35,000回転対応。2.34mmと3mm軸が使えて、電源のON/OFFが行えるフットべダル、ダイヤモンドビット30本付属。
 上記の内容を考えれば、コストパフォーマンスに優れた製品です。
 ホームセンタームサシでラベル違いの同じモデルが売られていましたが、ボークスの造形村ブランドよりも5,000円程高い値段がついていました。他の製品で同じカタログスペックの物を探してみましたが、安くても価格差は10,000以上有りました。

 コレクトチャックは3mm軸用で、2.34mm軸のビットは付属のスリーブを取り付ける事で対応します。2.34mm軸用のスリーブは2.45mm軸も使用可能です。

 モーターに直接先端工具を取り付けるタイプで駆動ロスが無いので、正回転、逆回転共に低い回転数でも空周りせず、しっかりとしたトルクで削れます。

 刃に向きが有る超鋼カッターやスチールカッターには逆回転は無意味ですが、右利きで砥石等を使用すると、削り粉が自分の方に飛んで来ないので快適です。

 ハンドピース部分は、使い慣れたビルドマスターGTと比較すると、少し大きい為にく持ち悪く感じ、高回転に対応する為かビットの交換の際のチャック開放に少し力が要り、モーターからのノイズも大きいので違和感は有りますが、慣れれば問題無いと思います。

 ビルドマスターEVOは既に絶版商品ですが、ハンドピースが変更されたものの、コントローラーは同じ物で価格は5,000円程安くなったビルドマスターブラックにモデルチェンジしています。

ビルドマスターブラック /造形村

ビルドマスターブラック /造形村
価格:20,000円(税込、送料別)



 ビルドマスターGT  定価59,800円

  ビルドマスターEVOの2世代前のモデルで、左の画像の浦和工業 ミニタージェット とは、モーター部分が異なる物の、電力を供給するコントローラー部分はラベル違いの同一品です。
 ビルドマスターGTとミニタージェットとでは、のカタログスペック上での差は無くモーター部分の違いは、後述するコレクトチャックの交換可能の可否と、チャック開放のし易さや、握り易さ、モーターブラシの交換のし易さ等の使い勝手の面で、性能面での差は無いと思われます。

 ビルドマスターGTの一つ前のモデルのビルドマスターIIでは、分速8,000回転、15,000回転、20,000回転、25,000回転の4段変速だったのが、分速6,000〜30,000回転の無断変速となった上に価格は4割引と、発売当時としては非常に画期的な製品で、性能面では文句の付け様の無いものでした。ただ、広がったとは言え下限が分速6,000回転では回転が速過ぎ、削り過ぎが起り易く、扱いがシビアで、期待した程出番は多く有りませんでした。
 低速域の不足は有るものの、それ以外の性能面には不満は有りませんでしたし、耐久性の面では全く問題無く、購入から10年近く使いましたが、自らの不注意で電源ケーブルを切断して知人に修繕して貰った以外のトラブルは一切有りませんでした。

 低速域不足の問題を解決したビルドマスターEVOを購入後、ビルドマスターGTのモーターをビルドマスターEVOのコントローラーで使用していますが、快適その物です。
 ビルドマスターGTはDIN4PIN、ビルドマスターEVOはDIN5PINとコネクター形状が異なる為、接続には自作の変換アダプターを使用しています。

 ビルドマスターGTのモーター部分は始めて購入したリューターと言う事も有り、公正に評価はできませんが、ビットの交換のし易く、握りもしっくり来るので、ビルドマスターEVOのモーター部分を常用しようとは思えません。ただ、分速30,000回転が定格の為、ビルドマスターEVOのコントローラーの最大出力では反作用でコレクトチャックが開放してしまうトラブルが出てしまいます。
 ミニタージェットのモーター部分はプション品の交換コレクトチャックで3mm軸のビットを使用する事が可能になりますが、ビルドマスターGTはコレクトチャックの交換は出来ず、2.34mm専用となっています。もっとも、岡山フィギュアエンジニアリングがイベントで持ってくる良さ気なビットが使えないと言う以外では、特に困った事はありませんでした。ビルドマスターEVOの導入で3mm軸ビットが使える様になった今でも、使用するビットは全て2.34mm軸と2.35mm軸です。



 以下は未購入なもののの実際に試した事が有る製品です。

 東洋アソシエイツ Mr.Mister HP-300


 知人が所有している物で、たまに使ってます。

 無段階変速に正逆回転切り替え、負荷がかかると回転数を維持するフィードバック機能、踏み込み量に応じて回転数を制御できるフットへダルが利用可能、と言う具合にリューターで必要とされる機能を全て備えたバワーコントローラーに、ビルドマスターEVOと同じハンドピースが付属した製品です。

 フィードバック機能と無段階制御のフットペダルは非常に便利なので、余裕が有れば買い増ししたいと考えています。

 予算に余裕があればビルドマスターシリーズよりもこちらをお勧めします。




 電動ノコギリ

 説明不要とは思いますが、電気モーターのの力で、丸い刃を回転させるか、直線刃を往復運動させて切断する道具です。


 PROXXON(プロクソン) ミニカッティングソウ  標準価格19,000円

 市販されいる中では恐らく最も小さい、切断する物を固定して回転刃で切断するタイプの電動ノコギリです。45度までの斜めカット機能もちゃんとあります。切断可能サイズは、長さには制限は有りませんが、太さはカタログ値で金属は10mmX10mm、木材は15mmX10mm迄となっています。切断する対象が小さく、精度が求められる模型には打って付けの道具です。
 原型やフルスクラッチの際の芯材、シリコンゴムで複製型を作る際にキャスト素材が流れるランナーとなる角材や丸棒の切り出しを行ったり、キット製作で長さ指定のある金属パイプや金属棒を切断するのに使います。太い金属棒を切断する作業以外は、オルファのホビーのこアートナイフプロのこ替刃 を取り付けた物)や、パイプカッターでも十分可能な作業なのですが、シリコン型のランナー製作には相当量の角材や丸棒を切り出す必要が有り、時間と労力が馬鹿にならないので購入しました。シリコン型を作る際に手伝って貰う知人にもとても好評です。

 標準付属の回転刃で木材やプラスチック、金属の切断が行えます。又、専用回転刃が何種類かオプションとして用意されいてます。

 電源スイッチのON/OFFのみで、回転数の調整等は出来ません。動作音はそれなりにします。

 回転刃が付いた部分を下げて切断するのですが、勢い良く下ろすと、切断対象物の、刃の当った部分とその周りが砕ける場合が有るので、注意しましょう。ジワジワと刃を下ろしてやるくらいが丁度良いと思います。

プロクソン ミニカッティングソウ用丸鋸刃 細目Ф50mm No.28020

プロクソン ミニカッティングソウ用切断砥石 No.28152

プロクソン ミニカッティングソウ用切断砥石(グラスファイバー入り) No.28154

プロクソン ミニカッティングソウ用超硬丸鋸刃 Ф50mm No.28011





 超音波カッター

 微細振動により刃の摩擦係争を落として切れ味の良くなるナイフです。
 基本的には工業用ですが、ホビー用には2機種発売されています。


 本多電子株式会社 USW-333  標準価格41,790円

 現行モデルのUSW-334にモデルチェンジして久しいですが、USW-333はホビー用として最初に発売された超音波カッターの低価格機です。
 低価格と言っても実売価格で3万円以上しますが、それまでは中古品で10万円を下らない物しかなかった事を考えると半額以下です。
 切れ味の良いナイフなのと、原型の分割が楽に出来るらしいので、購入してみました。
 他の機種がNTカッターのデザインナイフの刃を利用出来るのに対して、このモデルはNTカッターのデザインナイフの刃を加工した様な形状の専用刃しか利用出来ないので、本体を安く売って消耗品で稼ぐプリンター商法かと思っていたら、現行型のUSW-334ではNTカッターのデザインナイフの刃が使える様になっていました。
 USW-333とUSW-334の価格差はなくなっているので、通常であれば低発熱でNTカッターの刃が使える、現行型のUSW-334をお奨するのだと思うのですが、USW-334は実際に使った事がないのと、USW-333にUSW-334用の固定金具を使ってNTカッターの刃を使っている限りではNTカッターの刃はUSW-333専用刃よりも耐久性の面で随分劣り、結構煩わしい刃の交換頻度が高いのと、USW-333の刃の発熱はホットナイフとしても使えるので、一概にどちらが良いとは言い難い所です。

 操作は、電源ボックス側の主電源をONにした上で、ハンドピースにあるスイッチボタンを押して始めて微細振動が発生します。
 スイッチボタンの関係で縦切りがメインになると思いますが、親指でボタン操作すれば、右利きの場合、左から右方向への切断も可能です。
 ハンドピースは個人的に使いやすいデザインと重量なのですが、個人差も有りますし、手の小さい方には太過ぎると感じるかも知れません。左右対称なので、利き腕に関係無く使えます。

 普通の刃で切り難い物が、紙を切る様にスパスバ切れる様になる訳ではなく、ホットナイフでブラスチックを切る様な、ジワーッと刃が進んでいく切削感です。
 原理上、切断する際に摩擦熱が発生して、数分も作業すると刃に触れる事が出来ないくらい発熱するので、連続使用は短時間に限られ、休み休み使う必用が有ります。
 スチロール樹脂の様に融点の低い素材はホットナイフで切った様になります。
 融点の低くない素材の切断面は刃の目の細かいノコギリで切ったり、仕上げ目のヤスリで磨いた様にツルツルになります。棒アイスの棒ですら光沢が出るくらいです。
 刃が小さい為、細かい物の加工にしか使えませんので、ポリパテを造形の主材料に使っていた時には原型製作の分割作業にはあまり使い勝手が良く無かったのですが、芯材の製作段階から切削性の良いウエーブのエポキシパテ軽量タイブを使う様になってからは、分割作業を含め、手足の角度や長さを調整する際の切断作業と言った用途には常に登場する工具となりました。使用頻度も回転式のリューターを超えています。又、髪の毛の房と房の谷の様に、鋭角で深いV字状の加工には、今の所これ以上の工具は見当たりません。


 素材毎の切削感は下記の通りです。確認出来次第順次追加して行きます。

 レジンキャストキット ウレタン樹脂
 切削感は抜群です。切り口は非常にシャープです。

 ウエーブエポキシパテ 軽量タイプ
 キャストキットのウレタン樹脂の様な切削感でした。

 クイックパテ120HB
 完全硬化後でも難なくシャープに切り出せます。棒状の物の切断も可能ですが、発熱があるので、休み休み行う必用が有ります。
 微細振動のせいか、切り口の周りの極狭い範囲が砕けた様な状態になる場合が有ります。100%そうなる訳ではないのですが。

 割り箸等の木材
 割り箸や、日曜大工店で売られている4mm程度の木の角材を切断してみましたが、繊維に対して垂直方向には発熱するだけで切れません。元々ナイフで切れる物が切れ易くなる道具と言う事でしょう。
 削ぎ落としには使えるのですが、摩擦が大きいのか、数秒で切断対象が触れなくなる程発熱します。

 紙
 非常に良く切れますが、微細振動刃先が安定しない為か、刃が滑り易く、慣れないと意図しない方向に流れて行きます。
 マスキングテープで直線や緩やかな曲線を切り出す場合、楽に手早く行えますが、細かい曲線を切り出したりと、刃を当てている時間が長い場合、カッティングマットが深く切れ過ぎたり、切り口が熱で溶けたりして広がったりして、すぐにダメになってしまいますす。 

ビスがなめたら早めに交換超音波カッターUSW335用刃固定ビスHB02

切れない時はこれを交換刃固定具HK02USW334・USW335・USW335Ti




 塗装ブース

 小型の換気扇です。
 換気扇の前で塗装したり、塗装する場所に換気扇を取り付けれられればよいのですが、そうも行かない場合は必須のアイテムです。
 ブース本体に取り付けられたファンにより吸引してホースで部屋の外に排気する物が殆どです。

 Mr.HOBBY Mr.スーパーブース(塗装ブース)  定価15,645円

 ホビー用として売られている中では、エアテックスのブラックホールツインに次ぐ吸引力の製品です。
 他の製品は試した事がないのですが、近所からシンナー臭での苦情は全く来ないので、排気拡散能力は十分の様です。

 ブースが広い割に奥行きが狭く、使わない時にはあまり場所を取りません。

 組立が必要なのですが、プラスドライバーのみで組み立てられます。
 ブースのパーツで、成形には必用なものの、ブースのパーツとしては不要で、通常はゴミとなってしまう中央の部分がMr.カラーが丁度収まるサイズの凹みが付いたトレイとして成形されています。ブースに対するサイズもピッタリなので、非常に便利です。

 揮発したシンナーは空気よりも重いので、シンナーを含んだ空気を効率良く拡散するには、外への排気は可能な限り上の方で行うべきなのですが、それには付属ホースだけでは長さが全然足りません。私は70mm径のジャパラ状のアルミパイプを使って延長していますが、専用の純正延長ダクトホース窓をそれ程開けなくても良くて済む排気口アタッチメントも用意されています。

 動作音はそれなりにしますが、コンプレッサーや、エアーブラシを洗浄する際の吐出音の方がずっと煩いので気になりません。 吸引力を優先して、安全の為にハニカムフィルターは取り付けているものの、吸引抵抗となるペーパーフィルターは取り付けずに使っていますが、そのせいか、一年に一回程度の頻度で、分解してファンをシンナー缶に一日浸してブラシで洗浄しています。
 ファンの取り外しには、ブースを固定したプラスネジ3本と、ファンを固定しているイモネジ1本の都合4本のネジを取り外す必用があります。特に、ファンを固定しているイモネジを外すのはかなり面倒です。説明書等には分解しないように警告しているので、分解清掃と、ペーパーフィルター無しでの運用は、自己責任で行って下さい。

 購入から6年が経過し、吸い込みが悪くなった時にファンをシンナー洗浄する以外は特に手入れはしていませんが、未だに壊れる気配はありません。





 旋盤

 円柱状の物を加工する時に使う工具で通常は据え置き型の大型加工機械を指しますが、模型用に使える比較的小型の物も幾つか販売されています。

 プロクソン ウッドレースDX

プロクソン ウッドレースDX No.27020

プロクソン ウッドレースDX No.27020
価格:21,680円(税込、送料別)

 「けいおん!」の秋山澪を製作するに当たり、マイクやマイクスタンドの製作に旋盤がどうしても欲しくなり購入した物です。
 スクロールチャックの使用出来る物の中ではで一番安く、品質や部品供給を考えてこれになりました。
 本体にはミリ単位の何種類かの固定チャックしか付いていないのですが、別売りオプションでドリルチャック(^別売品の取付用シャフトが必要)や、三爪ユニバーサルチャックが取り付け可能でかなり太めの部品も把握出来ます。又、押しセンターDXを使えば押しセンター側にドリルチャックを取り付ける事も可能になります。
 箱出しではロクロ部分に当たる軸受けにガタがあったので、分解してマスキングテテープを軸受け部分に貼り、ガタツキを抑えています。
 切削加工には専用の彫刻刀が何種類か出ていますが、ナイフで代用しています。

 精度に関しては前述の通りあまり期待できませんし刃物を固定してレールで動かす機能も有りませんが、真・ソニックフォームのフェイトの持つ、バルディッシュライオットブレードの部品を作る時に、電気ドリルで代用していたのとは比べ物にならない作業性の良さでした。
 澪の製作の後は主にポール状のパーツのヤスリ掛けに利用しています。

 余裕があればその内、高精度で金属加工も行えるプロクソンのマイクロレースが欲しい所です。
 12万円程度してしまうのですが、付属品が非常に充実していて追加購入が特に必要なく、他のメーカーの安価なモデルで同じ事をしようとしたら金額的に逆転してしまうのです。





 カッティングマシン

 カッティングプロッターとも呼ばれる物で、カッティングシートやペーパークラフトの製作の為に、パソコンで描いた絵の実線に沿って紙を切り出したり、ボールペンで描いたりする機械です。
 ローランド社のステカとグラフテック社のクラフトロボの2ブランドが代表的と言うか、それ以外の選択肢が無い状況です。

 グラフテック  Craft ROBO CC330-20

 知人が同じ物を持っていて、「けいおん!」の秋山澪のジャズベースを作るのにプラ板の切り出しを頼んでそこそこ上手く行ったので、自分用に購入した物です。
 ローランド社のステカはどの製品も性能や価格面でクラフトロボに対する優位性が無く、ローランド社のブランド力の為かYahooオークションに出品されている中古品もかなり高めで取引されていたので、購入対象にはなりませんでした。

 頼んで切り抜いてもらったブラ板は0.3mmでも型抜き菓子みたいな状態でしたが、ナイフで切り足してやれば綺麗に切り出せたので、その積層でジャズベースのボディやネックを製作しました。

 自分用に購入してからは、エッチングや塗装のマスクに使うマスキングテープのカットにしか利用していませんが、幾何学的な模様ならデータ製作から切り出しまではすぐなので、小さい同心円のマスキング等、手作業では無理の有るカットにはかなり有用です。

 痛車に使われてる様なカッティングシートを切り出したラインアートのステッカー製作も可能なのですが、データの製作の方が大変そうなのでやってません。




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